院内設備歯髄診断機

歯髄診断機は歯の神経が生きているのかどうか判定する検査機器です。

歯髄に特殊な電気刺激を与え、刺激に反応する神経、しない神経を分析し、神経の生死や状況を診断します。電気刺激というとちょっと怖いかもしれませんが、歯髄に損傷をあたえることはありません。

どんなときに使うのですか?

「歯が痛い」と来院された患者さん。見た目は綺麗で、レントゲンも綺麗、でも痛い。そいういう事が結構あります。そんなときに歯髄診断機の出番です。歯を一本ずつ歯髄診断機でチェックしていくと、元気は歯とそうでない歯(反応が鈍い歯)が分かります。見た目やレントゲンなどで見えなかった「あ、ここが原因だったんだ!」ということが分かるのです。

知らないうちに神経が死んでしまっているケースも

外傷によって歯が折れたりしたことがある方にたまにあるのですが、外傷後、後になって知らないうちに神経が死んでしまう事があります。そのようなときも歯髄診断機があればしっかり診断出来ます。神経が元気なら元気なりの治療、鈍っていたり死んでいたりしていたらそれなりの治療を行う事ができるのです。

費用は?

保険診療の範囲で使えます。歯髄診断をしたから別途治療費が発生することはありません。