診療科目入れ歯が合わない!痛い!
入れ歯は、抜けてしまった歯の機能を補う手段として有効な治療法で、昔にくらべ非常に進化していて、種類も色々あります。比較的簡単な治療で、保険適用される点もメリットの一つと言えます。
しかし、違和感はありますし、治療時にどんなにぴったり作っても、慣れて頂くまでに時間がかかったり、やっと合うようになったとしても時間の経過と共に必ず合わなくなります。理由は、歯を失ってしまうと顎の骨が痩せてしまうからです。
顎の骨が痩せてしまうメカニズムを簡単に解説すると、歯は顎の骨によって支えられていて、歯から噛む力を受けることで骨自身の強度を維持しています。
歯が抜けてしまうと噛む力を受けなくなり、顎の骨が刺激を受けなくなります。結果的に顎の骨が痩せてしまうのです。
「入れ歯が合わないなら、作り直せばいいじゃないか?」という患者さんもいらっしゃいますが、保険治療の場合、一度入れ歯を作ると半年間作り直せないというルールがあることをご承知下さい。
また、入れ歯はバネによって歯を支えるため、支えになる歯に相当な負担かかる事も知っておいて欲しい事実です。
- 失った歯の両隣で歯を支える
- 健康な歯が傷つく
- 両隣の歯が抜けてしまう
- 失った歯の両隣で支える・・・
という悪循環になるケースが多く、1本2本の歯を失った人が最終的に総入れ歯になる最大の理由は「入れ歯」とも言われています。
「入れ歯を作り替える」以外の選択肢
「顎の骨への刺激がなくなると骨が痩せてしまう」
「健康は歯を傷つけてしまう」
こうした入れ歯の問題点は解決出来ないのでしょうか?
はい。解決方法があります。
そうした問題点を解決できる治療法がインプラント治療です。インプラント治療に関してはこちらで解説させていただいていますので是非御覧ください。